2008年03月31日

平良栄一先生の講習会を開きました

29日(土)、30日(日)、31日(月)の3日間、武蔵野音楽大学教授の平良栄一先生を招いて講習会を企画しました。平良先生には学生のころお世話になってレッスンにも通っていた時期があるんです。今回は3日間で11名の受講生がいて、高校生から一般の方まで熱心にレッスンを受けていました。
いつも思うのですが、平良先生のパワフルなレッスンにはホント頭が下がります。私がまだ学生だったころ、藤原歌劇団のプリモテノールとして常に主役を歌って活躍していた先生ですが、63歳になる現在でもあの声の張りと美しさは健在。生徒と一緒にハイCまで出していましたびっくりびっくり!受講している生徒の方がヘトヘトになっていましたよ(笑)

ところで、先生から聞いた話ですが、パリゾッティのイタリア歌曲(高校生や大学生が使っているイタリア歌曲集はこのパリゾッティ版を参考に編集してあります)にあるVergin tutto amor(愛に満ちた乙女よ)は元々ソルフェージュように作曲されたものなんですって。変拍子用の練習曲だったんだそうです。それに後からpreghiera(祈り)の歌詞を付けたものだとか・・・
あの曲、大好きな曲だっただけにちょっとショックでした。パリゾッティのイタリア古典歌曲を研究している方がいて、イギリスの大英図書館まで行って原譜の資料を集めてきてレクチャーを日本全国でやっていて武蔵野音大でもレクチャーをしてくださったんだとか。今度その方の資料を送ってくださるそうなので、沖縄でも古典歌曲のレクチャーが出来ればいいですね~。
でも、こんなマニアックなレクチャー興味がある方少ないですよね~(笑)
 
明日は大阪です。
神戸の兵庫芸術センターの佐渡裕指揮(オーラの泉を見た方は分かりますか?あの時話ししていた劇場です)の「蝶々夫人」を見に行きます。帰ってきたら詳しくご報告いたしますね。ニコニコ  

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2008年03月28日

オペラって何?












上:プッチーニ作「ラ・ボエーム」  
下:モーツァルト作「フィガロの結婚」

オペラってなんだか分からない?いったいオペラって何?と思っていらっしゃる方、オペラを分かりやすく説明いたします。
オペラは簡単に言うと西洋のウチナー芝居のようなもの。まずストーリーがあります。お芝居と同じで物語になっていて、台詞の部分にメローディがついていて歌になっているんです。オペラは漢字で書くと「歌劇」、要するに歌いながらお芝居をしていると思ってください。ミュージカルを想像していただければ分かり易いと思いますが、あれは台詞と歌の部分がはっきりと分かれていますね。オペラは台詞の部分にもメロディーがついているんですよ。内容はほとんどが恋愛物ですが、最初、ギリシャ神話とかから題材をとっていたのが時を経ていくうちに上流階級を風刺したもの、政治などを絡めた恋愛物、そして19世紀に入るともっと人間の内面や生活を表した作品が多く作られるようになりました。
オペラにはオペラブッファ(喜劇)・・・モーツァルト作「フィガロの結婚」や先日上演されたドニッゼッティ作の「愛の妙薬」、ロッシーニの「セビリアの理髪師」など・・・
そしてプッチーニ作の「蝶々夫人」やヴェルディ作の「椿姫」などのようなドラマティックオペラ・オペラセーリア(正歌劇・おもに歴史的内容が主題になっている本格オペラ)があります。オペラにはオーケストラ、合唱、バレエなどすべての要素が含まれますので、「オペラは総合芸術である」とも言われているんですよ。
最近は日本語字幕付きの上演も増えていますので、言語上演でもまるで洋画を見ているように内容や場面が分かりやすくなっています。是非一度はご覧ください。  

Posted by 黒島舞季子 at 23:51Comments(0)TrackBack(0)オペラの話し

2008年03月28日

“愛の妙薬”見てきました!

 オペラ“愛の妙薬”見てきましたよ。素晴らしかったです。去年の沖縄市民会館での上演も見ましたが、今年はオーケストラも素晴らしいし大勝先生の指揮が素晴らしく全体的に音楽がまとまって、去年と比べても格段に素晴らしかったですよGOOD前奏を聞いた瞬間、「あっ、今日は愛妙だ~」って思いました。音楽がちゃんとオペラになってましたからものすごく嬉しかったです。大勝先生がソリスト、合唱を上手く引っ張って、合唱も素人とは思えないくらい演技も歌も頑張っていました。沖縄もこんな素晴らしいレベルでオペラが出来るようになったってことは嬉しい限りです。
 なぜ、沖縄にはオペラが根付かないか・・・これは第一にはコストの問題!オペラは兎に角お金がかかるんです。1,000万~2,000万は当たり前。オーケストラを雇うだけでも大変な出費ですが、これプラス合唱、ソリストの衣装代、出演料だけでもかなりのお金。そして何より舞台セット!スタッフの人件費、はぁ~~~考えるだけで頭の痛い数字が並びます。絶対に入場料だけでは間に合わないのでスポンサーが必要になります。でも、大金をポ~ンと出してくださるスポンサーさんなんてなかなかいらっしゃいません。だから年に何度も上演することが出来ません。そして沖縄には東京などのようにプロのマネージメント会社(クラシック専門の)がありません。今回も主演した喜納さんが主催しているもの。歌い手が企画もし、主演もするなんて東京などではありえない話しです。皆さんが考えている以上に大変な仕事なんですよ。私が去年初演した「新・蝶々夫人」はそのコストを最小限に抑えたモノオペラ。これなら地方公演に回れるし、少ないキャストで低予算で小空間で見れるオペラ、として考案したものです。オペラって面白いって思っても今の沖縄の現状ではなかなかちゃんとしたオペラは見れません。帰り際に今日のオーケストラ(琉球交響楽団)の祖堅さんと、宮古島でもオーケストラの公演が出来るようにみんなで力を合わせましょう!と盛り上がりました。ア~ほんとに何時の日か宮古島でもオーケストラ付きの本物のオペラを上演したいです!!  

Posted by 黒島舞季子 at 00:58Comments(0)TrackBack(0)オペラの話し

2008年03月27日

オペラ“愛の妙薬”


みなさん、オペラ“愛の妙薬”ってご存知ですか?私は今日てだこホールで上演されるものを見に行きますよ。イタリアの有名なオペラブッファ(喜劇)で、作曲家ドニゼッティの代表作です。1832年に初演され大成功。そのシーズンに続けて32回も上演されたんですって♪赤その後、イタリア全土はもとより、スペイン、イギリス、フランス・・・とヨーロッパ全土で上演され、現在でも大変人気のある作品なんですよ。以下はそのあらすじを簡単にご紹介しますね。



第一幕
バスク地方の小さな村。村人たちが野良仕事の合間に一休み。大きな樹の木陰でこの農場の地主の娘アディーナが、今読んでいる本の内容「トリスタンとイゾルデ」の話しを村人に話して聞かせます。片思いだったトリスタンが魔法の“愛の妙薬”を飲んだとたんイゾルデと相思相愛になって永遠の愛を誓った。という内容。「こんなに効くほれ薬があったら言うこと無いわね」と歌います。そんな村一番の美人で聡明なアディーナにぞっこんなのは農夫の青年ネモリーノ。しかし、アディーナは一向に相手にしません。それどころか地方守備隊のベルコーレ軍曹までもがアディーナを口説きにかかります。
そこへ金ぴかに飾った馬車に乗ったいかさま薬売りのドゥルカマーラがやってきて、村人の無知に付け込んで万病に効く薬とか若返りの特効薬など、いかがわしい薬を売りつけます。そうとは知らず、ネモリーノは全財産を叩いて“愛の妙薬”(実はただのワイン)を買うのです。これを一口飲めばアディーナは自分を愛してくれると信じて・・・この妙薬を飲んだからには大丈夫!といきなりアディーナに対しても態度がでっかくなります。怒ったアディーナはあてつけにベルコーレ軍曹と結婚すると宣言してしまいます。

第二幕
アディーナとベルコーレ軍曹の結婚披露宴の場面。村中が招待され大宴会をしている中でアディーナはなぜか結婚証書へのサインをするのを躊躇します。二人が結婚すると知って絶望したネモリーノはいかさま薬売りのドゥルカマーラからもう一瓶妙薬を買おうとするのですが、もう一文無しになっています。そこで彼は軍隊に入る代わりに契約金を受け取ってそのお金で“愛の妙薬”(実はこれもただのワイン)をもう一瓶買うのです。今度こそアディーナの心を捉えたいと・・・そこで歌われる有名なアリア人知れぬ涙(Una furtiva lagrima)はテノールの名曲ですよ。時を同じくしてネモリーノの大金持ちの伯父が亡くなり、莫大な遺産をネモリーノに残すことが村中の女の子に知れ渡ります。そんなことは露知らず、いきなり村の女の子たちが言い寄ってきたのでネモリーノは妙薬の効き目が現れたと大喜び。そこへアディーナが来て大勢の女の子たちに囲まれて喜んでいるネモリーノを見てなぜか嫉妬してしまいます。彼女はやっと自分の心に気がついたのでした。アディーナは軍隊に行ってネモリーノの軍隊入隊書を買い戻してきます。そしてそれをネモリーノに渡しながら「あなたは自由よ・・・」と歌い始めついに愛していると気持ちを打ち明けるのです。・・・って事でめでたくハッピーエンドのとっても楽しいオペラです。是非みなさんも足をお運びくださいね。
2日公演なので明日も公演があります音符オレンジ  
タグ :愛の妙薬

Posted by 黒島舞季子 at 13:53Comments(1)TrackBack(0)オペラの話し

2008年03月26日

鍵がな~~~い!!!!!!!!!!!!!!!

宮古から帰ってきて、空港パーキングに置いてあった車に乗ろうと鍵を探したら・・・無い!無い!びっくり!どこを探しても無い!かばんをひっくり返して探しても無い!無い!無い!え~~~~んうわーん鍵を無くした~~~ッ!宮古に行くときは確かにあった・・・昨日もあったような気がする・・・どこで?忘れた?落とした?兎に角6時半から生徒のレッスンがあるのでモノレール+タクシーで実家へ帰り合鍵を取って又タクシーでマンションに帰りレッスンを済ませ、優しい生徒が同情してくれて彼女の車で再び空港へ・・・念のために空港で鍵の拾い物が無いか調べてもらったんですが・・・無い・・・ガ-ン
やっぱり宮古で落としたのよね~~今日はかなり落ち込み・・・
はぁ~、せっかく今日の宮古島東急リゾートホテルでのランチは最高だったのに・・・タラ~

これが宮本料理長にお願いして作っていただいた、お任せランチのメインディッシュGOOD。豚肉を煮込んだものをラザニア風にパスタではさんでいます。と~っても美味しかったですよ。宮本料理長さんは私がここでクリスマスディナーショーをさせて頂いた時もお皿に音符や五線譜の飾りを入れたり、ト音記号のクッキーをデザートを出したり・・・とものすごくおしゃれ!お客様も大満足でした!東急リゾートの朝食もこれまた最高に美味しいんですよニコニコ
あっ!ちなみにこのお料理は東急の料理コンテストで優勝した作品だそうです。  

Posted by 黒島舞季子 at 21:50Comments(0)TrackBack(0)

2008年03月24日

ラジオ番組始まりました♪

今月からFMレキオにて「気軽にクラッシック」の番組が始まりました。去年はFM21で番組を持たせて頂いていたのですが、今月からは那覇地区の皆様にクラッシック音楽をお届けする為にFMレキオへとお引越しいたしました。よろしくお願いいたしますニコニコ毎週火曜日午後6:05から80.6メガヘルツでお届けしています。是非お聞きくださいね。クラシック音楽の名曲の数々をご紹介しながらラジオを通して皆様を劇場へとご招待する番組です。オペラってこんなに面白い!クラシック音楽ってこんなに楽しい!って思っていただけるように番組を作っていきたいと思っております。プロのアナウンサーではありませんので失敗も多いんですが、楽しんでやっています。実は明日仕事で急に宮古へ行かないといけなくなり、明日の分の番組を今日収録してきました。明日は三大テノール特集です。パヴァロッティとドミンゴ、カレラスの歌声でお楽しみください。  

Posted by 黒島舞季子 at 22:54Comments(6)TrackBack(0)気軽にクラッシック

2008年03月24日

チェンバロでフランス


今日は久茂地にあるグリーンアンツでチェンバロのコンサートを聴きに行ってきました。チェンバロを弾いているのは沖縄では唯一のチェンバリスタ(チェンバロ奏者)の宮城理恵子さんです。“チェンバロでフランス”と題した今日のコンサートは全プログラムがフランスの作曲家の作品ばかり・・・イタリアの音楽と違ってフランスの作品はアンニュイな感じが流れているものですね。弾き方もフランス風な弾き方、ドイツ風な弾き方・・・と色々違うらしいですよ。なるほどととても勉強になりました。フランスの作品って変わった楽譜の記譜の仕方があるんですね。興味のある方は是非一度はチェンバロのコンサートにおいでください。この次はチェンバロで古典の作品(歌曲)なども歌ってみたいと思っています。その時は又お知らせいたしますね。  

Posted by 黒島舞季子 at 18:31Comments(2)TrackBack(0)

2008年03月22日

I miei amici

私のイタリア人の友人です。左がマウリーツィア(Maurizia),右がご主人のアンジェロ(Angelo)イタリア留学中はマウリーツィアとマウリーツィアのご家族に本当にお世話になりました。大親友ですキラキラ 今でも家族のようにお付き合いしていますよ。彼女は版画家ですが、ブログを立ち上げていますので興味のある方は是非訪問してあげてください。http://lecartedimauri.blogspot.com/
もし、コメントが書ける方は、英語か可能であればイタリア語でよろしくお願いいたします。日本からのコメントなんて!?たぶん大喜びすると思いますよ。ピアチェンツァではかなり有名な版画家さんです。そのうち沖縄にも来てくれるといいんだけど・・・

Per Maurizia

Eccoli, Sono i miei cari amici italiani, Maurizia e Angelo. Maurizia e' una silografa abbastanza nota a Piacenza. Se vi interessa, potete entrare nel suo blog e lascare un commento in inglese o in italiano.
Sara' molto contenta amche lei. Vorrei che un giorno loro venissero ad Okinawa…  

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2008年03月22日

「新・蝶々夫人」宮古島で再演決定!


 昨年の10月にパレット市民劇場で上演いたしました「新・蝶々夫人」Madama Butterflyがお陰様で盛況の内に終えることが出来ました。パレットへお越しくださいました皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そしてついに念願だった宮古島でも再演できることになりました。出演者、スタッフ一同、大喜びしていますニコニコこの作品はプッチーニの有名なオペラ「蝶々夫人」をモノオペラ用に私が脚本し直した作品です。蝶々さんの世話役であるスズキにオペラ歌手ではなく舞台朗読家の熊澤南水さんを配し、スズキの回想録という形で物語が進行していきます。字幕も私が製作しましたから初心者でも内容が分かりやすくなるよう工夫されていますよ♪赤そしてシャープレス役の山田健さん、ピアニストの船越しのぶさん、最高の共演者に恵まれていますGOOD
皆さんどうぞ足をお運びくださいませ。
日時:5月31日(土)午後6時開演
場所:宮古島市マティダ市民劇場
入場料:3,600円(当日200円増し)
こちらのホームページもご覧ください。http://www.ab.auone-net.jp/~masuko  

Posted by 黒島舞季子 at 18:08Comments(0)TrackBack(0)新・蝶々夫人